生理痛の改善でまずやる事としたら身体を温めて冷やさないと思う方も多いはず。
しかし、これでも改善しないのは色々な原因が生理痛にはあるからです。
その中でも見落としがちな、でも多い原因を詳しく解説してきます!
くぼたさ~ん!
最近、白湯を飲んだり腹巻やレッグウォーマーで身体温めているんです。
でも、生理痛が改善しません!
それは辛いですね!
でも、実は温めることは生理痛改善に万能ではないんですよ!
そうなんですか⁉
『生理痛=温める』ってよく聞くので、疑問ももたず温めていました!
湯たんぽなどで温める方も多いですよね。
温めているその時は気持ちよくて痛みが緩和するけど、
外すとまた痛いという方が多いんです。
私もそうです!
そんな人は…
『運動不足』が原因の可能性があります。
えぇ~⁉
運動不足も生理痛に影響するんですか?
そうなんです!
生理痛の原因は1つではなくて、
たくさんの原因が重なり合っていることが多いです。
なので、その中も特に原因になっていることを優先的に探すことが大切です。
目次
運動不足が原因の身体の症状は?
何が原因かはどうやったらわかるんですか?
まずは生理の症状をしっかり観察しましょう!
痛む場所、痛み方、経血の色や生理前の症状…などなど。
ちなみにあずささん、目の下にクマがありますが寝不足ですか?
そんなに寝不足ではないと思いますが…
でもいつもクマができやすくて、嫌なんですよねぇ~…
確かに、クマは嫌ですよねぇ~!
あとは、生理痛は強いんですよね。
そのほかに、肩こりや頭痛などないですか?
肩こりはひどいんです。
頭痛も頻繁にあります…
経血の色は黒ずんでいて、レバー状の塊が出たりしませんか?
そして量も多いはず。
そうなんです。
量が多くてナプキンを頻繁に変えないといけなくて大変なんです!
レバー状の塊が出たら痛みも和らぐ気がするんですよね。
そして、生理中症状が強くて。
痛みは生理前からはじまります。
あずささん、
それはまさに、血行不良の生理痛の症状です!
日頃、運動不足の人がなりやすい不調なんです。
なので、原因が冷えではないので、温めても痛みはその時にしか改善しないはず。
そうだったんですね!
確かに、社会人になってからはデスクワークばかりで
動いている時間が少ないと思います。
そうなんですね。
でも安心してください!
この症状で悩んでいる方は多いんですよ。

運動不足の解消法
あずささん、
一日に何歩くらい歩いているかわかりますか?
歩数がわからなくても大体の時間などでも。
歩数は分からないんですが…
通勤が電車なので、歩く時間は2,30分と思います。
その他ではデスクワークなので、会社では少し歩くくらいと、家事でほんの少し歩いてるくらいです。
大体、
『歩いた時間×100=歩数』
『10分の家事=700歩』
と言われています。
しかし女性ではこれよりも少ないことが多いのと
家事の部分は、家の広さで違いますし、ずっと動き続けてこの歩数ですので
実際にはこれよりも少ない人が多いです。
ですので、あずささんはおそらく『5,000歩』ほどの可能性があります。
5,000歩は少ないんですか?
一般的には
1日の歩数が7,000~8,000歩がいいと言われています。
でも、これも人によって違うので要注意です!
そんな!
人によって違うは一番困ります!
その人に合った活動量は持っている『筋肉量』によって違います。
でも、自分の筋肉量を知っている人は少ないですよね。
なので、体脂肪から簡易的に見てみましょう!
下の図を見てください。

私の体脂肪が24%くらいだから、
約8,000歩は活動したほうがいいんですね!
そうですね!
でも急に活動量を多くすると痛みが出たり、
疲れやすくなったりするので気を付けてください。
まずは少し歩く量を増やしてみる、立つ時間を増やしてみる。
そんなことから始めてください。
ご自身の体調を見ながら、ストレッチやヨガのような
ゆっくりとした運動などから始める方がいいですね。
ちなみに私のおすすめはラジオ体操です!
ラジオ体操⁉
なんか懐かしい!
そんなにいいんですか?
ラジオ体操をあなどってはいけません!
からだの動きに沿った、伸びたりひねったりと色んな動きがあってとてもいいんです!
あ、でもジャンプするところは体調に合わせてやる方ががいいと思いますよ。
そうなんですね!
私は通勤の時に一駅先まで歩いてみたりしてみようかな。
あと、時々ラジオ体操も…
いいですね!
頑張りすぎることも生理痛にはよくないので
ながらでやったり、運動を楽しんでくださいね!
生理痛の原因は1つではありません。
優先順位考えて、今自分に特にあっているものは何かを考えて取り組んでみてくださいね!
また、なかなか治らない痛み、日常生活が困難になるほどの痛みはなにか病気が隠れている可能性があります。
一度産婦人科で診察してもらうようにしましょう。