マスター!
あやなさん、いらっしゃい!
いつもに増して疲れてそうですね。笑
そうなんですよ…
最近、疲れが取れなくて…
何かいい方法ないですか?
そうですね!
では、今回は疲労と呼吸についてお話しましょう!
目次
呼吸が浅いと疲れとの関係
呼吸が浅い状態とは?
呼吸が浅いというのは、1回の呼吸で吸える空気の量と吐ける空気の量が少ない状態で、呼吸自体の回数が多い状態の事を指します。
正常な呼吸は1分間に12〜18回と言われていますが、浅い呼吸の方は1分間に20回以上呼吸をしています。
なぜ呼吸が浅いと疲れやすいのか?
呼吸の回数が多くなると、酸素を全身に運ぶ働きが低下してしまい、筋肉の疲労から起こるだるさや、脳の疲労によるめまいなども生じやすいと言われています。
また、呼吸の浅い方は背骨や肋骨の動きが硬く、安定した呼吸を行う為に必要な横隔膜の働きも低下しているため、首周りの筋肉が過剰に緊張しやすく肩こりのような症状も起きやすくなります。
自律神経との関係
身体の様々な調整を行っている自律神経の働きは呼吸と密接に関わっています。
呼吸の浅い方の特徴として、身体をリラックスさせ休ませる副交感神経の働きが阻害され、逆に身体を活発化させる交感神経の働きが優位になってしまいます。
交感神経が活発になり過ぎてしまうと、筋肉のこわばりや胃腸の働きの低下、睡眠の質の低下など身体の疲労として感じやすい状況を作ってしまいます。
呼吸って何気なくやってるけど
結構重要なんですね!
人は、1日2万回呼吸をする生き物なので
呼吸の乱れは知らず知らずのうちに、
身体に様々な影響を及ぼしますからねー。
浅い呼吸が良くないって事は深い呼吸が大事なんですよね?
どうやって深い呼吸にするんですか?
深い呼吸にするための
ポイントをお伝えしましょう!
深い呼吸にするためのポイント
胸郭の動きを出す
呼吸を行う際に胸郭という背骨と肋骨、胸骨で構成されている内臓を囲う檻の部分を動かす必要があります。
この胸郭部分が動かないと呼吸の働きを担う横隔膜や肺の動きが出づらく浅い呼吸になる可能性があります。

お腹を固め過ぎない
呼吸によって肺に空気が入ると肺の下にある横隔膜が下がります。

その際に横隔膜の下にある腹腔という内臓の入るスペース内の圧力が高まると、体幹が安定しやすい状態になります。
しかし、腹筋群や背筋群などが過剰に緊張していたり、肋骨の動きが硬いと横隔膜が下がるスペースが少なくなり、横隔膜の機能が低下してしまいます。
特にシックスパックを作る腹直筋は肋骨の下端に付着しているので、ガチガチに固まり過ぎると肋骨の動きを制限してしまう可能性があります。

おすすめエクササイズ
キャット&ドッグ

トルソーローテーション

プリッツェル

お腹ほぐし

呼吸が浅い方は、疲労やストレスで緊張した状態になっている方が多いのです。
まずはゆっくりリラックスできる環境作りも大事なんです!
ありがとうございます!
家で実践してみますね!
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