あずささんこんにちは!
突然ですが、毎朝の習慣って何かありますか?
ミツくんこんにちは!
毎朝の習慣?うーん、特に意識してることはないかな〜。
そうですか…
それは非常にもったいないですね!
もったいない!?それってどうゆうこと!?
朝の行動や習慣によって、その日の体調や頭の働きが大きく変わります!
毎朝の習慣は意識しておくと、その日調子が良くなりますよ!
そうだったんだ!
これから何を意識したらいいかな?
それでは今から解説しますね!
目次
朝の習慣が1日の質を高める
自律神経の働き
1日の体調や頭の働き、身体の動きやすさなどは、その日の朝起きてから数時間での出来事に大きく左右されます。
これは、自律神経の働きによるものです。
自律神経とは、交感神経と副交感神経という2つの神経からなっていて、血圧や体温、ホルモンの分泌など、身体の中の様々な器官のコントロールをしている神経です。
一般的には、朝から夕方にかけて交感神経が優位になり、日暮れから夜寝る時には副交感神経が優位になると言われています。
これは、交感神経が活動的(興奮)で副交感神経がリラックスの神経であることから、日中活動的な時間帯には交感神経が活発に働き、夜寝るときには副交感神経でリラックスするというところからきています。
この交感神経と副交感神経の活動のバランスが崩れることを「自律神経の乱れ」とよく言いますが、自律神経が乱れると、自律神経がコントロールしている器官も適切に働くことができないので、当然体調も悪くなりますし、頭も働きにくくなります。
であれば、日中は適切に交感神経が働き、夜にちゃんと副交感神経への切り替えができることが自律神経を最適に働かせ、質の良い1日を過ごすことになります。
自律神経と朝の習慣
自律神経の活動は様々な器官をコントロールしているせいで、様々な刺激に対する影響を受けています。
様々な刺激に影響を受けているということは、身体にどのような刺激が加わるかによって自律神経を変化させることができるということです。
言い換えると、行動や習慣によって自律神経をコントロールすることも可能ということです。
これは良い部分もあり、悪い部分もあります。
行動や習慣を気をつければうまく自律神経を働かせることができますが、何も気をつけず、悪い習慣をつけてしまうと自律神経が乱れてしまいます。
中でも朝の習慣は非常に重要です。
朝は交感神経が適切に働き、元気がみなぎる時間なので、交感神経にスイッチが入る習慣をつけることが重要です。
身体のスイッチを入れる!オススメのモーニングルーティン
朝日を浴びる
朝起きてまず1番最初にすることは、朝日を浴びることです。
朝起きてすぐはまだ身体が起きていない状態で、空の色や太陽の光は交感神経にスイッチを入れる1番の刺激になります。
空の青い色は、目にとって強い刺激になります。
「ブルーライト」を夜見るとよく聞くのは、青い色が可視光線(目に見える光)の中でもエネルギーが強いので、目に入った時に交感神経を覚醒させるからです。
なので、朝の覚醒させたい時間帯には、空の青い色と太陽の光を浴びて身体を覚醒することで、身体が活動的になり、1日身体が動きやすくなります。
理想的には、目覚まし時計やスマートフォンのアラームではなく、窓から入る日の光によって起きることが望ましいです。
「音」によって起きる覚醒は、人間の身体はストレスに感じやすく、朝起きた時の不快感が伴いやすいです。
対して「光」で起きると、睡眠が浅くなった時に起きる可能性が高いので、自然な目覚めと共に心地よい朝を迎えやすい傾向にあります。
朝起きて最初にすベランダに出て日光を浴びましょう!

コップ1杯の水を飲む
朝起きて朝日を浴びたら、次にコップ1杯のお水を飲みましょう。
単純な水分補給だけでなく、水を飲むことで胃腸に刺激を与え、睡眠中に蠕動運動で運ばれた便を排泄することにもつながります。
胃に水分や食べ物が入ると、胃結腸反射という反射起きて、蠕動運動が活発化します。
自律神経が乱れて便秘気味な方には、毎朝コップ1杯の水を飲むことを意識しただけで便秘が改善してしまう方もいらっしゃいます。
胃腸を動かすことは副交感神経への刺激を与えることになりますが、朝日を浴びて交感神経が高まっている状態では、副交感神経が活発になっても、眠たくなるわけではありませんのでご安心ください。
また、水を飲む前にやっておいた方がいいことがもう1つあります。
それは歯磨きです。
朝起きた時の口内は雑菌が繁殖している可能性が高く、そのまま水を飲むと雑菌たちも胃腸へ入ってきてしまいます。
腸に入ってきた雑菌たちは、腸内環境を悪くする原因になりますので、なるべく雑菌が入ってこないようにすることが大切です。
できればお水を飲む前に歯磨きをして、それからお水を飲む順番にしてみましょう。

ゆっくり朝食を食べる
「朝起きるのがギリギリになって朝ごはんを食べる時間がない」
「コンビニでおにぎりかパンだけ買って、会社で急いで食べる」
このような方が最近増えている気がします。
朝ごはんを食べた方がいいと思っている人は多いけれど、実際食べている人の方が少数ではないでしょうか。
朝は、昨晩の夕食からかなり時間が空いているため、早急にエネルギー源の摂取をしたいところですが、急いで食べるのもリスクがあります。
パンやおにぎりを駆け込むと、一気に血糖値が上がってしまい、血糖値スパイク(血糖値が急上昇した後に急降下すること)を起こして逆に元気が出づらくなってしまいます。
血糖値も自律神経のコントロール下にありますので、血糖値スパイクは自律神経にとってもかなりのダメージがあります。
朝ごはんは、机に座ってゆっくり噛んで食べることがとても大切です。
こった内容でなくても、卵かけご飯や納豆ご飯でも全然大丈夫です。
菓子パンや甘いものは、血糖値スパイクを起こしやすくなってしまいますので、ご注意ください。

朝日を浴びる→(歯磨きをしてから)コップ1杯のお水を飲む→ゆっくり朝ごはんを食べるのルーティンだね!
いつもより少し早く起きなちゃいけないけど、頑張ってやってみるよ!
このモーニングルーティンを実践していると、自然と早起きできるようになってきますよ!
最初はできることから始めて、無理なくルーティンを変えていきましょう!