ミツく〜ん、最近胃腸の調子が悪いんだよね…
何か胃腸に良いものない?
それは辛いですね…
具体的にどんな調子の悪さなんですか?
食後にムカムカしたり、お腹が張ったりするんだよね。
ずっと気分がすぐれない感じで気持ち悪い…
確かに胃腸の問題みたいですね…
それなら丁度いいものがありますよ!
本当に!教えて教えて!
『りんご酢』です!
りんご酢?聞いたことあるけど、使っていたことはないな〜。
なんでりんご酢が良いの?
では、理由を解説していきますね!
目次
胃腸がかかえる問題
胃酸の低下とりんご酢
りんご酢がなぜ胃腸に良いかと言いますと、胃腸の様々な問題点を解決する可能性を秘めているからです!
まず、胃腸に問題が出やすい1つ目のポイントは、「胃酸」についてです。
胃酸は「強酸性」で特にタンパク質の消化に重要な消化液です。
エネルギー不足や生活習慣の乱れなどの原因で、胃酸の分泌が低下したり、胃酸の酸性度が低下したりすることがあります。
そうなると、食べ物の消化を十分に行えなくなり、十分に消化されていない食べ物が腸に運ばれることになってしまいます。
食べ物は消化されて始めて体内に吸収されるので、胃酸の低下によって消化不良になってしまうと、食べた栄養素を吸収しづらくなってしまいます。
それだけでなく、未消化の栄養素は腸内細菌のバランスを崩したり、腸粘膜の細胞を破壊したり、腸内環境も悪化させてしまう可能性があります。
食後にムカムカするというのも、胃酸不足で消化不良になっているケースが多いです。
りんご酢に含まれている酢酸は、強酸性で胃酸の酸性度を上げてくれますので、胃酸分泌が低下している方には消化の助けになります。
これはりんご酢だけでなく、他のお酢でも言えることですので、酢の物などお酢を使った料理を食べることでも消化機能を高めることができます。

腸内細菌とりんご酢
人の腸の中には、多種多様な菌が存在していますが、それらの菌のバランスが崩れると様々な不調をきたしてしまいます。
今回のあずささんのように「お腹が張った感じする」「お腹にガスがたまった感じがする」というお悩みも、腸の中の菌のバランスが崩れてしまっているケースです。
お腹の張りやガスだまりは、腸内細菌の中でも「真菌」と呼ばれる菌が増えていることが多く、この真菌が増えると腸の細胞が炎症したり、有害物質を作り出して身体がだるさが出てしまったりします。
また、この真菌は鉄を好んで食べるので、腸内で食べ物から取り込まれた鉄を食べてしまい、鉄が吸収されなくなって貧血を起こしたりもしてしまいます。
このように増えすぎた悪い腸内細菌にもりんご酢が有効です。
真菌が増えてしまう原因の1つに「胃酸の酸性度の低下」があり、胃酸の分泌が低下していると真菌が増えやすいので、りんご酢の酢酸は真菌の予防や改善に役立ちます。
また、りんご酢に含まれている酵母や酢酸菌は、腸内環境を良くする善玉菌の1種であり、善玉菌を増やすことが真菌を減らすことにもつながります。

便秘とりんご酢
りんご酢は便秘の対しても効果を発揮してくれます。
便秘の主な原因の中に、「腸の蠕動運動の低下」「水分の摂取不足」があります。
腸の蠕動運動は、食べたものを腸の中を移動するときに必要な運動で、この運動が低下すると腸の中を便が進むスピードが遅くなり、便秘になってしまいます。
蠕動運動は自律神経によってコントロールされているので、自律神経の働きを調節することが直接的な改善策になりますが、りんご酢によって腸のpH濃度の変化し間接的に蠕動運動を促すこともできます。
また、りんご酢は浸透圧変化を与え、便の水分量を増やす効果があり、水分摂取不足によって起こる便秘にも効果があります。

りんご酢の選び方と使い方
りんご酢の選び方
りんご酢のメリットを活かすためには、製造の方法がとても重要です。
加熱やろ過をしてしまうと、りんご酢の酵母や菌などがなくなってしまいますので、「非加熱」「無ろ過」のものを選ぶと良いです。
オススメのりんご酢
このりんご酢は、非加熱・無ろ過に加え、保存料・香料・着色料の無添加です。
りんご酢の使い方
りんご酢は非加熱のものを選ぶといいとお伝えしましたが、非加熱のものを買っても、食べるときに加熱すると意味がありません。
料理で使うときは加熱しない料理に。直で飲むときは、ぬるま湯までのお水か炭酸水で割って飲んでください。
胃酸の問題を解決するためには、食前に飲むことがオススメです。
また、食事の間にもちょこちょこ飲むことで、便秘解消や腸の真菌を減らす効果も期待できます。
基本的には加熱せず、酢の物や飲料水としてご使用ください。
りんご酢すごく私に良さそうだね!
炭酸水で割って飲むと美味しそうだからやってみるよ!
ぜひやってみてください!
胃がキリキリしたり、下痢になったりするようでしたら、少し控えた方が良いかもしれません!
身体の調子に合わせて、使ってみましょう!