ここはダイエットの駆け込み寺、ミッツ体操教室。
ミッツ体操教室の生徒である上本さんは、前回「糖質の種類」について勉強しました。
次はダイエットに欠かせない「糖質の量」についての話を聞きに来ました。
目次
糖質は取り過ぎも取らなさすぎもよくない
ミッツ先生こんにちは!
今日は糖質の量について教えてもらえると聞いてきました!
上本くん、こんにちは!
今日も話を聞きに来てくれてありがとうございます。
さっそく本題ですが、上本くんはお米(主食)の食べる量はどうやって決めていますか?
お米の食べる量ですか?
うーん、いつもは何も考えずお茶碗の半分くらい食べています。
本当は我慢したいのですが、どうしても食べたくなってしまって…
上本くんのお茶碗の半分は、どのくらいの量ですか?
お茶碗の半分で言うと、大体100gくらいですかね?

上本くん、実はお米の量は1食150gまでなら食べても大丈夫です!
というよりも、食べた方が良いです!
えー!そうなんですか!
食べない方が痩せそうだから、なるべく我慢しようとしてました!
食べない方が痩せると思ってしまいますよね。
短期的には、食べない方が痩せることは事実です。
でも、糖質をとらないダイエットをしていると、痩せにくく太りやすい身体になってしまうんですね。
なんで、リバウンドしやすく、次に痩せようと思った時には全く痩せない…なんてこともあります。
痩せにくく太りやすい身体!?
それは恐ろしい…
身体の中から糖質が少なくなると、脂肪や筋肉などのアミノ酸を分解してエネルギーを作り出します。
これはダイエットの基本で、痩せるためには糖質が少ない状態を作らないといけません。
ただ、少なすぎると、今度は身体の様々な機能が低下してしまいます。
糖質がないと、身体の機能がうまく働かなくなるってことですか?
そういうことです。
身体は糖質が一定量ある状態をキープしようとしています。
これは、身体の中の仕組みの中では非常に重要です!
糖質をとらないダイエットなどで糖質が極度に少なくなってしまうと、糖質を使わないように、あらゆる機能の活動を低下させて糖質を使わないように節約し始めます。
この時に、脂肪の燃焼に必要な機能も低下させてしまい、痩せにくく太りやすい身体になってしまうというわけです。

食べてもいいご飯の量
糖質の節約ですか…
糖質をとって痩せても、リバウンドしてしまうなら、食べながらダイエットしたほうが良いですね…
でも、糖質が脂肪になるってお話を前にお聞きしましたよね?
食べながらのダイエットなんてできるんですか?
良い質問ですね。
答えは、できます!
先程、1食150gまでなら食べても大丈夫とお話ししましたが、糖質(ここではブドウ糖)が脂肪になるのは、血液の中と、肝臓、筋肉の中に貯めきれなかった余り分です。
お米でいうと、150gに含まれている糖質(ブドウ糖)の量は、50gです。
男性なら、1食あたり50gの糖質(ブドウ糖)であれば、脂肪になりませんので、食べても大丈夫です!
女性なら、1食お米120g、糖質40gまでなら大丈夫です!

なるほど!150gですね!
でも、150gって分かりにくいですね…実際どのくらいですか?
1食のお米の量は、大体自分のにぎりこぶしの大きさの量を目安にしてください。
男性でも女性でも、手のひらの大きさは身体の大きさに比例しているので、1食にぎりこぶし1個分のお米を食べましょう!

にぎりこぶし1個分ですね!
分かりました!
手が大きくてよかった〜笑
糖質は、とりすぎてもとらなさすぎても太りやすくなりますので、コントロールがすごく大切です。
分かりました!
今日から1食、にぎりこぶしのお米を食べます!
あ、上本くん待って!
まだ話は終わってないですよ!
いつも話の途中で…
次はタンパク質の話をしようとしていたのに…
まぁ、次に来たときに説明しようかな。
ダイエット中の食事は、1食あたり、にぎりこぶし1個分のお米を食べることが大切です。
でも、いくら糖質を気にしていても、他の栄養素が不足してしまっても痩せにくく、太りやすい身体になってしまいます。
その重要な栄養の中にタンパク質があります。
タンパク質の話は、また別の投稿で。