あぁ~。ねむいなぁ~。
あら?寝不足ですか?あやなさん。
そうじゃないんです。
生理前で眠くて眠くて。。
あぁ~!なるほど。
生理前って眠くなる方多いですよね。
集中力も落ちちゃうし。
そうなんですよ!
眠くて集中力落ちちゃうから、運転も怖いし、仕事もはかどらなくて。
女性は月のリズムに振り回されますよね。
生理前は、睡眠時間を見直すことも大切ですが
少し生活を見直すだけで眠気は軽減できるんですよ!
そうなんですか!?
たくさん寝る以外に眠気対策があるなんて!
はい!そうなんです。
今回は眠気の対策方法をご紹介します。
目次
生理前の異常な眠気はPMSの一種です

PMS(月経前症候群)は下腹部痛や頭痛、イライラしやすくなる等の精神症状をよく耳にすると思いますが、生理前の異常な眠けもこの一つと言われています。
「これは意外だ」と思う方も多いのでは?
実はPMSの症状は200種類以上あると言われています。
もしあなたが、月経前に身体や気持ちに不調を感じることがよくあるのであれば、それはPMSの症状かもしれません。
ただ気を付けなければいけないのは、自分ではPMSだと思っていたとしても、それが違う病気が隠れている可能性もあります。
月経の周期以外も症状がある場合や気になる場合は一度検査を受けることをお勧めします。
眠けの原因となる3つ

体温が高くなる
排卵後から生理前までは「高温期」といって、体温が平熱よりも約0.3~0.6度高くなると言われています。
これは女性ホルモンのひとつである「プロゲステロン」の分泌が多くなる期間だからです。
この「プロゲステロン」は排卵後から基礎体温をあげて、妊娠を維持しやすい状態に整える役割があるため、体温が下がりにくい状態となります。
体温が上がり、一見いいことのように見えますが、人間の体は体温が下がると眠くなる仕組みになっています。
ですので、日中の体温と夜寝る前の体温の差が少ないと寝付けなかったり、眠りが浅くなり日中の眠けに繋がります。
自律神経の影響
自律神経には心や体が活動的に働く「交感神経」と、身体を休めて回復させるように働く「副交感神経」があります。
生理前は、妊娠を維持させようと働く時期ですので、身体の細胞の回復も血流も多く必要な時期になり、この「副交感神経」の働きが強くなると言われています。
そのため交感神経とのバランスが取れなくなり、眠気につながります。
“セロトニン”の分泌量の減少
生理前は幸せホルモンと呼ばれている「セロトニン」の分泌が減少します。
このセロトニンは、不安や緊張を和らげる働きや、睡眠を促す「メラトニン」というホルモンの原料になります。
そのため、セロトニンが減少することで睡眠の質が下がり、日中の眠けに繋がる可能性があります。
眠け対策は何をしたらいいの?4選

睡眠時間をしっかりとる
生理前の眠け対策には、シンプルですがまず睡眠時間をしっかりとりましょう。
通常よりも睡眠がからだに必用な時期です。
理想的な時間としては7時間~8.5時間の睡眠を心がけましょう。
また、生理前の時期だけ多く寝ても解消されないことがあります。
それは今までの睡眠不足が積み重なっていることが原因です。
睡眠は女性の味方!普段から睡眠時間をしっかりとるようにしましょう。
睡眠の質を高める
原因のところでもお話ししたように、生理前は睡眠の質が低くなりがちです。
ですので、できることをして睡眠の質を高めましょう。
- 寝る前のスマホやTVを控える
- 夕方15時以降はカフェインを控える
- アルコールは1,2杯でやめる
- 食事を寝る2,3時間前には終える
- 寝室の温度を25度くらい、湿度は60%程度にし快適な状態にする
- 入眠から3時間が大切!スマホはナイトモード、音が鳴るものはならないようにする
- 寝る前に蜂蜜をスプーン1杯舐める。(お湯にとかしてもOK)
セロトニンを意識する
セロトニンは生活を少し意識すると分泌量が増えます。
具体的には何を意識するかというと
- 朝食をゆっくり食べる
- 朝食でタンパク質を摂る
- 朝日を浴びる
ですので、朝日が入る窓際でタンパク質がしっかり取れる朝食を、ゆっくり優雅に食べるなんて素敵ですよね!
ただし、朝日は窓越しで浴びる場合は長めに浴びるようにしましょう。
できれば、窓を開けて直に朝日を浴びることをお勧めします。
体温が下がりやすいカラダに
生理前はどうしても体温があがり、そして下がりにくくなっています。
ただこれも自律神経を味方につければ対策はできます!
その方法は「朝に簡単な運動をする」です。朝に身体を動かし交感神経にスイッチを入れると夜にスムーズに副交感神経が高まりやすくなります。
そうすることで寝つき憎さや睡眠の質低下などを改善できます。
お勧めの運動はウォーキングやランニング、ステッパーなどの「リズム運動」です。
一定の安定したリズムが刻める運動は特に自律神経に効果的です。
いかかでしたか?
対策は全てをしようと思わなくても、できる事まずは1つからはじめてみてくださいね!
継続することが大切です。
また、いろいろ試したけれども重い症状が続くようでしたらPMSが重い状態かほかの病気が隠れていることもあります。
一度医師に相談することをお勧めします。