ここはダイエットの駆け込み寺、ミッツ体操教室。
ミッツ体操教室の生徒である上本さんは、前回「ダイエットに最も効率的な運動」について勉強しました。
今回は、「ダイエットと睡眠」についての話を聞きに来ました。
目次
痩せにくい人は睡眠不足?
ミッツ先生こんにちは!
睡眠不足だと、痩せづらくなるって本当ですか?
上本くんこんにちは。その通りです。
ダイエットしても痩せづらい人の特徴の1つとして、睡眠不足がといわれています。
食事制限をして、運動をしても、睡眠不足が原因で痩せづらくなってしまっている人は多いんですよ。

そうなんですね…
でも、睡眠不足で痩せづらくなるって、いまいち想像がつきません。
運動が少なかったり、食事を食べすぎたりすると、痩せづらくなることは想像しやすいですよね。
でも、睡眠不足も同じくらい痩せづらくなってしまいます。
睡眠不足で痩せづらくなるのは、“自律神経”が深く関わってくるんですよ。
自律神経ですか?
聞いたことはありますが、よく知りません…
自律神経とは、体温や代謝、内臓の働きなどをコントロールしている神経のことです。
交感神経と副交感神経という2つの神経があります。
交感神経は身体を活動的にする神経で、副交感神経は身体を休息させる神経です!

交感神経と副交感神経。
この2つが自律神経なんですね!
自律神経は、交感神経と副交感神経がどちらもバランス良く働いていることがポイントです。
どちらか一方の働きが悪かったり、どちらの働きも悪かったりすると、身体の機能をうまくコントロールできません。
この“身体の機能”の中には、脂肪燃焼機能も含まれています。
自律神経がうまく働いていない時には、脂肪が燃焼されず、痩せにくくなってしまいます。
交感神経と副交感神経のバランスが大切なんですね!
もしかして、睡眠不足だと、この2つのバランスが崩れてしまうってことですか?
その通り!
睡眠は副交感神経を高めてくれます。
なので、睡眠が不足すると交感神経ばかりが高い状態で副交感神経が低くなってしまうため、バランスが崩れて痩せにくくなります。
睡眠不足で自律神経のバランスが崩れて、脂肪が燃焼しにくくなるんですね。
睡眠不足がダイエットに良くない理由が分かりました!
何時間寝ればいい?
ミッツ先生、睡眠不足にならないようにするためには、どのくらい寝れば良いですか?
良い質問ですね!
実は、睡眠時間は人によって違います。
大体7〜8時間半程度だと思います。
これは、7時間以上寝ていたらOKという意味ではないです。
6時間の睡眠で良い人もいれば、8時間半寝ないといけない人もいるという意味です。
じゃあ、自分がどれくらい睡眠をとればいいかは、どうやったら分かりますか?
明確な基準はありません。
ですが、指標になるのは、目の下のクマや食後の眠気があったり、ベッドに入って3〜5分以内に寝てしまう傾向があると、睡眠不足だと言われています。

目の下のクマや食後の眠気は分かりますが、ベッドに入ってすぐに寝てしまうのも良くないのですか?
そうなんです。
もちろん、30分以上寝られないなど、眠るまでに時間がかかってしまうのも良くないのです。
しかし、ベッドにすぐに寝てしまうというのは、睡眠不足の特徴です。
睡眠不足じゃない人は、ベッドに入って10分ほどで寝付くことができると言われています。
それは意外でした。
朝すぐに起きられないのは、寝不足ではありませんか?
寝起きが悪いというのも睡眠不足の可能性があります。
でも、寝起きの悪さは、睡眠不足以外にも、“ホルモンバランスの乱れ”の可能性も高いです。
朝スッキリ起きられないから=睡眠不足、とは言いきれません。
ただ、スッキリ起きられることもすごく重要ですので、そのお話はまた今度しますね!
睡眠不足じゃなくても、朝起きられない状態になる可能性があるんですね。
そうなんです!
・目の下のクマ
・食後の眠気(特に昼食)
・ベッドに入って5分以内に寝ている
この3つのポイントをチェックしてみましょう。
1つ以上当てはまる方は、睡眠時間が足りていない可能性がるので、睡眠の時間を増やすことをオススメします。
ミッツ先生が3つて。。
全然面白くないな。。
この3つにならないように、睡眠時間を取らないといけないってことですね!
僕はベッドに入るとすぐに寝てしまうし、食後の眠気もひどいので、睡眠時間を増やしてみます!
睡眠時間と同じくらい、睡眠の質が大切です。
このお話は、次回していきますね!
まずは睡眠時間を増やしてみてください!
分かりました!
睡眠の質のお話も楽しみにしておきます。
睡眠不足で痩せづらくなっている方は、実は非常に多いです。
・目の下のクマ
・食後の眠気
・ベッドに入って5分以内に寝る
この3つのポイントに心当たりがあれば、睡眠時間を増やした方がいいかもしれません。
また、ちょうど良い睡眠時間は、個人差がありますので、睡眠時間を意図的に調整して、自分に合った睡眠時間を見つけてみましょう。
次回は睡眠の質についてお話しします。
睡眠は時間と同じくらい質が大切ですので、睡眠時間が足りていても、質の低下で睡眠が十分でないパターンもあります。
是非、「睡眠の質」の話もお楽しみに!