ここは、仕事や家事の合間の安らぎを求めた大人が集う「Taka’s cafe」。
理学療法士でもあるマスターが美味しいコーヒーと身体の健康に役立つ情報を提供する癒しのカフェ!
今日は前回のお話の続き
マスターとあやなさんが姿勢「フラットバック姿勢」について話しています。
マスター!
そろそろ私の姿勢のタイプについて教えてください!笑
そうですね!
他のタイプの姿勢の説明ですっかり忘れていました(笑)
あやなさんの姿勢はフラットバックタイプですね!
フラットという事は猫背ではないって事ですよね?
私自身はすごい猫背だと思っていました。
目次
フラットバック姿勢とは

この図のように、背骨自体は非常にまっすぐの状態ですが、
頭だけ前に出ているので猫背とよく間違えやすいんですよね!
確かに!
ちゃんと確認しないと猫背だと勘違いしやすい姿勢になりますね!
でも、なんで背骨のカーブが失われてまっすぐになるんですか?
背骨のフラット化には、様々な要因があると研究報告や書籍で言われています。
でも、筋肉量の低下や心のストレスや睡眠不足・食生活による自律神経の乱れでも影響があると言われています。
自律神経が関係するんですか!?
そうなんですよ!
大きくまとめると3つの要因が挙げられます。
背骨がフラットになる理由とは?

“痛みは背骨と骨盤の関係に影響を受けやすい”という、過去の研究などから考案された
「Spine Dynamics療法」の考え方なんです。
スパインダイナミック療法…
難しい名前(笑)
難しいですよね。
これは、筋肉量が低下すると身体を支えるのに筋肉ではなく骨を使います。
その事により、背骨をフラットにさせて無理やり支えてしまいます。
普段から運動習慣がない人はフラットになりやすいってことですか?
可能性としては高いですねー!
ただ、日頃から運動しているのにフラットな方もいらっしゃいます。
その場合は、心のストレスや内臓へのストレスの影響がないかを考えます。
運動していても、フラットになるんですか?
そうなんです。
例えば、普段から精神的なストレスや睡眠不足に陥ると脳の疲労、
そして、イライラなどによる情動反応がきっかけとなり、
交感神経という自律神経のコントロールする働きが過剰になります。
その影響により、自律神経をコントロールしている
背中の上部分の筋肉が常に緊張してしまい背骨をフラットにしてしいます。
確かに最近仕事忙しくて夜遅くに帰ってたから寝不足になっていたかも…
そうすると食事の時間も遅くなりますよね。
遅い時間の食事は、内臓へのストレスをかけてしまうんです。
そのストレスにより、内臓-体性反射というシステムの影響で、
背中の中央から腰の上部の筋肉を固めてしまって背骨をフラットにさせやすくなります。
良くない事ばかりじゃないですかー!
あやなさんのように、現代の生活スタイルでは多くの方が陥りやすいです。
フラットバック姿勢の問題点とは?
フラットバック姿勢で起きる問題ってありますか?
そうですね~
やはり持続的に筋肉が緊張してガチガチになっているので、
慢性的な肩こりや腰痛などの症状が起きやすいと思います!
なるほど…
そして、スポーツなど激しい動作をしている人は、
筋肉の過剰な緊張により肉離れなどのケガを起こしやすいくなります。
常に体を動かしている人にも影響があるんですね!
フラットバック姿勢への対策は?
フラットバック姿勢の対策はありますか?
まず、
・背骨の柔軟性を高める事
・規則正しい生活を送る事
・ストレスの要因を減らす事
シンプルに言うとまずはこの3つですね!
当たり前の事だけど、意外と難しいんですよねー。
いきなり全部やってやルノは、難しいと思います!
なので、できる事から進めるのが継続のポイントです!
継続するのが大切ですよね!
ちなみに、私の知り合いでトレーナーのミッツ先生が、
分かりやすく睡眠や栄養についてまとめてくれているので
ぜひ見てみてください♪
背骨の柔軟性を高めるエクササイズに関しては
元オリンピック選手の田中理恵先生の記事がオススメです♪
そして、フラットバック姿勢には、
背骨を丸める動作を入れる事で胸椎のカーブを作る必要もあるので
そちらの方法は、僕の動画でお伝えしますね♪
わ~!たくさんありがとうございます!
まずは、日頃の生活スタイルから見直してみます!
そうですね!
また、何かあればいつでも相談してくださいね♪